インドヨガカレッジのヨガとは

ヨガのすすめ

 

気持ちがやわらかくなっていきます。

最近、ストレスはたまっていませんか?イライラすることは?

ヨガは身体だけではなく心の疲労にも効果的。

さあ、深呼吸してこころを空っぽにしてポーズをとれば、身体と心の疲労と贅肉はいつの間にか消えてしまいます。

ぜひ一度、その効果を味わってみて下さい。

 

『ヨガ』は5,000年前の古代インドで始まりました。

サンスクリット語(古代インド語)で“調和”や“結合”という意味を持ちます。

精神と肉体の調和を保ち高めることで心身とも美しく健康へと導くための、世界中から注目されている素晴らしい健康法です。

 

ヨガをはじめるにあたって

無理せず、ゆっくり、自分のペースで…

 

ヨガをはじめる前に「私は身体が硬いから…」「身体の柔らかい人がすること」と先入観をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ヨガの目的は実践することにより、しなやかで強い筋骨を作り、心身のバランスを整えることにあります。継続すればする程に心身に良い効果が現れ、身体もどんどん柔らかくなります。 大切なことは「あせらない」「がんばりすぎない」「せっかちにならない」ことです。スタジオでは20年以上ヨガやっている人、始めたばかりの人、身体の柔らかい人、硬い人、体力のあるひと、体力不足の人と、身体の状態は人それぞれです。各個人の心と身体の状態も毎日違うので、無理せず自分のペースで気持ち良く、楽しみながらヨガは行いましょう。

 

インドヨガカレッジのヨガとは…

1971年以来、日本でのヨガの普及と指導を行っている歴史ある学校

 

インドヨガカレッジのヨガは本場インドでヨガを学んだブッダデブ・チョードリー師が指導・監修しているハタヨガ(インドで最もポピューラーなヨガ。身体を使って緊張と弛緩、曲げて伸ばすといった陰と陽のポーズをバランス良く行う)スタイル。開校以来続けている特徴として、筋肉の活動を高め、練習しやすくするためにスタジオ内は常に室温40℃、湿度60%以上に設定され、最近では「ホットヨガ」とも呼ばれています。この環境で、正しい呼吸法と効果的に組み合わせたプログラム(2つの呼吸と28のポーズ)を実践することで、体中の血液の循環を良くして、肌を美しくします。そして背骨を強くして姿勢を整えることで、内臓の働きを正常な状態へと導きます。身体の不調やダイエットだけではなく精神的にも良い効果をもたらします。

レッスンでは「呼吸を規則的に行なうこと」「気持ちをリラックスさせて行なうこと」を心がけて、心と身体のストレスを取り除いてあげましょう。

 

ヨガの効果

ヨガでこころとからだの悩みを解消

 

ヨガの効果は肉体的・精神的にはかり知れないものがあります。

健康的にダイエット、運動不足解消、肩こり、腰痛、冷え性、アレルギー体質改善、生理不順、美肌、体力増進、免疫能力回復、ストレスに負けない強い精神、前向きな性格になるなど…。毎日が楽しく過ごせるよう、心と身体の健康を維持して改善していきます。

 

 

ヨガのポーズ解説

インドヨガカレッジのレギュラーレッスンの呼吸法と28のポーズからいくつかのポーズを抜粋。効果や実践方法を簡単に解説します。

創設者・初代校長 ブッダデブ・チョードリー

日本のヨガ文化普及のなかで、歴史あるインドヨガカレッジ(当時の名称は『ヨガ印度学園』)を1971年の来日以来、指導・監修してきた初代校長のブッダデブ・チョードリー師の紹介です。

 

インドのコルカタ(旧:カルカッタ)生まれ。

幼い頃から兄ビクラム(ビクラムヨガ“HOT YOGA”の創始者)とともに、当時インドで最も有名なヨーギーのひとりである、ビシュヌ・ゴーシュに師事してヨガをを学ぶ。

Ghosh's College of Physical Education 卒業後、ヨーロッパなど海外でヨガを指導。1971年に来日。兄が開校したヨガの日本校を引き継ぎ、日本においてのハタ・ヨガの普及に36年以上もつとめている。

いつも元気で明るい性格は多くの生徒を魅了し、TVや雑誌などのマスコミでも多数紹介されています。

 

 

私とヨガとの出会い

 

私は未熟児で生まれました。お医者さんには長く生きられないと宣告され私の両親はとてもショックを受け、空気のきれいな山の別荘に私を送りそこで幼少期を過ごしました。4歳まで歩く事も、しゃべる事もできなかったそうです。

 

その後、別荘の周りの素晴らしい自然環境と良いお医者様にも恵まれて健康を取り戻しつつありましたが、病弱だった私は周りのみんなから大事にされすぎて、いつもおいしい食べ物をたくさん与えられました。その結果、肥満児になってしまい動く事が億劫で大キライになりました。

 

そんなある時、その村のお寺のお坊さんを私に紹介してくれた人がいました。お寺に遊びに行くと、お坊さんが変な動きやポーズをとっていました。それが、はじめての私とヨガの出会いでした。好奇心から、見様見真似でお坊さんのポーズを真似して遊んでいました。とても楽しかったので、毎日のようにお寺に遊びに行ってはお坊さんからポーズを教わったりしているうちに、気が付くと、肥満が解消され身体の調子も良くなりました。子供だった私でもヨガはとても良いと感じました。

 

 

ビシュヌ・ゴーシュ師匠との出会い

 

私は小学校に入学するため、山の別荘を離れ生まれ故郷のカルカッタ(現在はコルカタ)へ戻りました。

それから、私と兄は当時インドで最も有名なヨギーの一人、ビシュヌ・ゴーシュ師匠の学校でヨガを学びはじめました。私達の師匠のお兄さんはヨガを西洋に初めて伝えた偉大な伝道師として広く世界に知られているパラハマンサ・ヨガナンダです。

 

記憶では、6、7歳の頃からビシュヌ・ゴーシュ師匠の学校で毎日毎日、ヨガを学んでいました。

私の師匠はとても楽しくて、面白くて、頭が良くて、やさしい人でしたが、時には厳しく叱咤(しった)くださいました。

私は師匠が大好きでとても尊敬していたので、一生懸命ヨガの練習をしました。

 

すっかり健康で元気になった学生の頃の私は、ヨガだけではなく、いろいろなスポーツにチャレンジしました。サッカーや陸上、特にウエイトリフティングに熱中し全インドで3位の成績を修めました。

 

そして15歳の頃から指導者としてヨガを教えはじめました。

学生の頃の長い夏休みなどはインド中へ、ホームステイや泊まり込みで指導に行きました。

インドではヨガの先生を自宅に呼んでプライベートレッスンを受ける家庭教師スタイルが普通です。今でもそうです。

 

その後、私はカルカッタにある師匠の大学(Ghosh's college of Physical Education)に進みヨガや人間の精神や身体の仕組み、歴史などを学びました。

 

大学卒業後はインドを飛び出してヨーロッパや他の国でもヨガの指導をしていました。

 

 

そして日本へ

 

1971年(昭和46年)10月20日、私は羽田空港に到着しました。すでに1年程前に来日していた私の兄ビクラムの表参道にあった学校を引き継ぐために私は日本へ呼ばれました。それから兄はアメリカへヨガを広めるために渡米してしまいました。

 

ひとり、日本に残された私は大変でした。

まず日本語が話せないし、日本人の方も今のように英語が話せない。

当時は駅の看板、道路標識がローマ字で書かれていなかった。

インドレストランがない。インド人の私が食べられるものがない。お腹が空く。

 

そして何より、日本の冬はほんとに寒くて辛かった。

だからスタジオはヨガのポーズをやりすくするために自分の故郷カルカッタの様に高温、多湿にしていた。

生徒さんたちは温かく、汗がたくさん出て気持ち良いと喜んでくれました。

 

当時、昭和40年代半ばの日本では、ヨガを知っている日本人の方はほんとに少なく、生徒さんのほとんどが外国人の方でした。

日本へヨガを普及させるのは大変なことでした。日本中、北から南まで、指導に駆けずり回りました。

 

来日から5年程でインドに戻るつもりでしたが、ある生徒さんにこれから日本でもっとヨガが必要となり普及するから頑張るようにと励まされその言葉を信じて頑張ってきました。

いろいろ大変なこともありましたが、わたしは自分のヨガは『イイ(良い)!』と自信を持っていたので信じて頑張ってきました。そして何より、私は良い人たちとの出会いに恵まれてここまでやって来れたと思います。

 

ヨガは心も身体も健康にしてくれる素晴らしいものです。イライラした気持ちやストレスも飛ばしちゃうから、世界中の人たちがヨガをやったらが平和になると思う。

インドでは学校や職場で朝一番にみんなでヨガをやってから仕事や勉強を始める。設備や環境は決して恵まれてないけどみんな明るくて元気だ。

 

日本でも会社や学校で朝からヨガすればいいのにね。